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お肌の乾燥対策

化粧品・美肌スキンケア通信 No.010

目次 -----------------------------------------------------------
1. 乾燥の原因
2. お肌の乾燥対策−保湿
3. おもな保湿成分
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1. 乾燥の原因

美しい肌の基本条件のひとつに、「しっとりしたみずみずしさ」があります。

でも、冬になると、これを維持することはなかなか大変です。

冬にお肌が乾燥してみずみずしさが失われてしまう根本的な理由は、お肌から水分が逃げやすい 状況になるためなのです。

その原因は、まず私たちをとりまく空気に含まれる水分量、つまり湿度が低下すること。

また、夏の間に多くの汗をかきますが、その汗と一緒に肌の水分を保つ働きをしている「保湿因子」 が失われている一方、冬には天然の保湿クリームともいえる皮脂の分泌が低下するため、一層乾燥 しやすくなるのです。

さらに、冬はお肌の新陳代謝が低下するため、一度乾燥してしまうとそれを正常な状態へと回復させる 機能も十分には働きません。

このように、いくつもの要因が重なる冬は、より一層お肌の乾燥対策が大切な季節なのです。

2. お肌の乾燥対策−保湿

お肌の乾燥は、皮膚が必要十分な水分をキープできないために起こります。

ですから、その対策としては、水分を補給してあげることと、その水分が外に逃げないようにして あげることが基本です。

これまでに何度も、スキンケアは「洗顔 → 水分補給 → 養分補給」というステップで行うという ことをご紹介してきました。

お肌の乾燥対策として挙げた2つのことは、それぞれ2番目・3番目のステップに該当するものですが、 最初の洗顔についても注意すべき点があります。

それは、洗顔料をよく泡立てて優しく洗い、そして洗顔後はすぐに次の水分補給、さらに養分補給 のステップを行うことです。

やさしく洗う必要性は、力を入れてゴシゴシとこすると、お肌の水分保持に重要な役割を果たして いる角質層を傷めてしまうため。

そして、水分補給と養分補給を速やかに行うのは、洗顔後の肌は何も守るものをまとわないいわば 裸の状態であり、一刻も早く冬の厳しい環境から守ってあげるためなのです。

これは洗顔に限らず、お風呂についてもいえることなので、ぜひ注意してみてください。

そのほか、身体の内側からの乾燥対策としては、ビタミンA, B群, E、およびお肌の新陳代謝を活性化 するカルシウム・亜鉛・鉄などミネラルを摂取することが有効といわれています。

3. おもな保湿成分

最後に、化粧品に配合されるおもな保湿成分をいくつかご紹介しておきましょう。

ただ、これらはどれも、「含まれていれば保湿は完璧」「配合されていなければダメ」といったよう な性質のものではありません。

お肌の保湿においてもっとも大切なことは、やはりスキンケア各ステップの意味をよく理解し、それ らをトータルにしっかりと行うこと。

各成分の働きは、化粧品を選ぶ際の参考として見ていただければと思います。

(1)セラミド

セラミドは、もともと皮膚の角質層に備わっている成分で、親油性と親水性の両方の性質を持ち、 層状に整列して肌から水分が逃げないようにしています。

加齢とともにお肌のみずみずしさが衰えるのは、このセラミドが歳をとるにつれて少なくなるため。

また、一年のサイクルでみたときは冬にセラミドの量が減少します。

皮膚にもともとある成分だけあって、セラミドは肌なじみがよく、またセラミドが失われて角質が 傷んでいる部分ほどよく吸収されるという性質をもっているので、保湿集中ケアには非常に効果的な 成分といえます。

(2)ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、自分の6000倍もの水分、つまり、1グラムで6リットルの水を保持できるといわれる 保湿成分です。

ヒアルロン酸は表皮および真皮の両方に存在し、角質層の細胞の間を満たして肌の柔らかさ・しなやか さを保つ働きをしていますが、その量は赤ちゃんのときがピークで、成長するにしたがって減少して いき、成人の皮膚に含まれるヒアルロン酸の量は赤ちゃんの時の実に20分の1にもなってしまいます。

このヒアルロン酸を補うことで、皮膚の水分保持能力が高まり、またコラーゲンとエラスチンを サポートしてハリ・弾力のある肌へと導かれるのです。

(3)リピジュア

角質細胞の間を満たす細胞間脂質と同じ構造をもつリピジュアは、ヒアルロン酸のさらに2倍という 驚異的な保水力をもつ保湿成分です。

注目すべきはその持続性で、水洗いしてもその保湿性がずっと維持されること。

また、肌荒れを抑制する作用も知られているため、手などの乾燥対策にはとても効果的な成分です。

 

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